英国では、黒の次に選ばれる色
British Tan Calfのロングウイングは、英国で黒の次に人気の高いタンカーフを使った一足です。アノネイのFrench Calfによるタン(明るいブラウン)は、革の色の中でも最も汎用性が高いカラーのひとつ。ブラックほど主張せず、それでいて足元にしっかりとした存在感を与えます。
アウトソールはダブルベンドレザーソールにアンティークエッジステイン仕上げ。革の重厚さとアッパーの色味のバランスが整っており、靴全体に落ち着いた統一感があります。
ロングウイングブルーチャーのシルエットは、平日のビジネスユースから週末のデニム(特にキレイ目なカジュアル)まで幅広く対応します。アメリカンクラシックの懐の深さと、アノネイカーフの上質な素材感が組み合わさった、大人の一足です。
■ 素材・スペック
・アッパー:アノネイ French Calf(Tan)
・ライニング:フルグレインレザー
・インソール:ベジタブルタンドレザー
・ミッドソール:レザー+コルク
・アウトソール:ダブルベンドレザーソール(アンティークエッジステイン)
・シャンク:スチール
・製法:グッドイヤーウェルト(スプリットリバースウェルト)
・パターン:ロングウイングブルーチャー(360度ブローグ)
・ラスト:Leo
・生産国:中国(厦門)
アノネイ French Calfについて
フランス・アルデシュ地方の名門タンナー、Tannerie d'Annonay(1838年創業)によるカーフレザー。現在はエルメスの親会社グループHCPが所有しています。きめ細かく引き締まった革質で、磨き込むほどに深みのある艶が増していきます。
■ 着用シーン
平日のビジネスから、週末のキレイ目カジュアルまで。タンカーフの明るいブラウンは、ネイビー・グレー・チャコールといったコーディネートと特に相性が良く、デニム・チノ・スラックスいずれにも自然に馴染みます。アンティークエッジのソールが全体に落ち着いた統一感を与え、きちんと見えつつも堅苦しくならないバランスです。
■ お手入れ
シューツリーを入れ、馬毛ブラシでホコリを払うことが基本です。乾いてきたと感じたら、タン系またはニュートラルのクリームを薄く塗り込んでブラッシングしてください。磨き込むほどに艶が深まるのが、アノネイカーフの醍醐味です。
雨の日は避けてください。濡れた場合は、熱を避けて自然乾燥させてください。
レザーソールは、履き始めは返りが硬めに感じますが、Leoラストの形状が優秀なため比較的早く馴染んできます。雨の日も履きたい方は、つま先にラバーハーフソールを貼るのも現実的な選択肢です。
グッドイヤーウェルト製法のため、ソールが摩耗しても交換が可能です。リソールを繰り返すことで、同じ一足を何十年と履き続けられます。
■ サイズ感・選び方
足長(かかとから一番長い指先まで)の実寸に、約0.5cmを足したサイズが目安です。スニーカーのサイズからは、約1cm下げたサイズが目安になります。
(参考)店主は足長25.5cm、スニーカーは27.0cmを履くことが多く、Grant StoneはUS 8.0D(26cm)を履いています。
他のグッドイヤーウェルト靴をお持ちの方は、その靴のサイズも参考にしてください。
サイズの目安表は商品画像の最後をご覧ください。迷う場合は、普段履きのブランドとサイズを教えていただければご案内します。
フナナカ洋装店としての一言
日本ではロングウイングを「おじさんの靴」と感じる方も多いと思います。ただアメリカでは若い世代が積極的に選ぶアメリカンクラシックとして再評価されています。デニムにもスーツにも合う懐の深さが、世代を超えて支持される理由です。
タンカーフ×アンティークエッジという組み合わせは、ブラックのロングウイングより少し柔らかく、Duneより少し落ち着いた表情になります。ビジネスとカジュアルの中間に自然に収まる、バランスの取れた一足です。
本商品は在庫限りで廃番となります。サイズが合う方はお早めにどうぞ。

















