02.
Over Three Generations
Floyd Gilmoreは、世界的に有名な紳士靴ブランドであるAlden(オールデン)にて、60年間勤め上げた伝説のセールスマン。
その息子であるRandy Gilmoreも同じくAldenで長年勤めた後、中国の厦門(アモイ)の製靴工場へグッドイヤーウェルト製法の靴づくりを伝授しに行きました。
そしてFloydの孫であるWyattもまた、靴産業に参入しました。彼はタンナーや靴の販売店で修業をした後、有名なビスポーク製靴学校で改めて靴づくりを学び、そして父親のいる厦門の工場に渡って、インターンを始めました。
FloydのAldenでの輝かしい実績と、Randyが作り上げた厦門での製靴技術に木型の開発、そしてWyattの起業家精神と厦門で実際に靴づくりを行ってきた経験。
彼ら3代にわたり積み重ねられた靴づくりに対する豊富な知識や経験、そして情熱から生み出された紳士靴ブランド、それがGrant Stoneです。
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03.
Leo Last
Grant Stoneが立ち上げる数年前より、Randyを中心にラストの開発が行われてきました。
彼らの豊富な経験に基づく、クラシックドレスシューズや整形外科的アプローチにより試作・履き込みを繰り返し、ようやく完成した木型は、Leo Last(レオラスト)と名付けられました。
カカトや甲周りのホールド性を高めつつ、前方部はほど良いボリュームを残していて、歩行時のフィット感や快適性を高めています。
また快適であるだけではなく、外観は古き良きアイビースタイルのようなエレガントの要素が損なわれないようにデザインされています。
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04.
Rugged & Elegance
ラギッドとは、元々は「無骨な」「頑丈な」という意味ですが、アメリカでは「男性的な」「精悍さ」と肯定的な意味合いを含む単語であり、メンズファッションのスタイルの1つとして、浸透している言葉でもあります。
Grant Stoneの革靴はRuggedだけでなく、 Eleganceの要素も取り入れています。直訳すると「優雅さ」ですが、それは靴のデザインが優雅である事を意味するものではありません。
靴は単体で主張するものではなく、服と合わせて「スタイル」として表現されるものであり、そのスタイルに"Elegance" の要素を付け加える靴でありたい。
そういう想いを込めて、Grant Stoneの靴はデザインされています。
「頑丈で男臭い、それでいてどこか品がある」
この独特な存在感こそが、Grant Stoneの靴の特徴です。
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05.
COMFORT
Grant Stoneがこだわったのは、外観だけではありません。
DirectorのWyattは、「外観を重視するばかりに、快適性が損なわれる事があってはいけない」と主張します。
実際、これまでにご購入いただきましたお客様の感想や、本国のサイトに寄せられたレビューを見ても、
「履き心地が良い」
「足馴染みが早い」
という声が多いです。
これらに共通するのは、
" COMFORT "
すなわち「快適である」ということ。
Grant Stoneの靴の快適さは、Leo Lastの形状によるものだけでなく、中に使用されている部材へのこだわりも深く関係しています。
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06.
Made in Xiamen
厦門(アモイ、Xiamen)は中国、福建省の南部に位置し、昔から靴づくりが盛んに行われている都市。
Made in Chinaという点で、品質に不安を感じる方もいらっしゃると思いますが、それは一部の話。
Randyがこの都市にある工場にグッドイヤーウェルト製法を伝授して20年。今やこの工場はアメリカの有名アパレルブランドのOEMを受注するレベルにまで達しています。
この工場にはサンプルルームが常設されており、そこでは靴づくりの改善やGrant Stoneの試作など、年中フル回転しています。
厦門の製靴工場の技術力と現場力があって、初めてGrant Stoneの靴づくりは実現されています。
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07.
Make & Components
グラントストーンの靴は「グッドイヤーウェルト製法」で作られており、見えないところにも多くの部材が使用されています。
例えば厚手のレザーインソールやレザーのヒールカウンターなど、高級なビスポーク靴に採用されるコストのかかる部材をあえて使用しています。
これらのハイグレードな部材は、グッドイヤーウェルト製法の靴を作る上で必須ではありません。しかし、彼らの靴づくりへの情熱は、これらの部材にも一切妥協を許しません。
