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ベアフットシューズで足が痛くなる理由

靴屋がよく聞く失敗パターンを正直に書きます


ベアフットシューズについて調べていると、「足が痛くなった」「合わなかった」という声を目にすることがあります。


実際にお店でも、

「履いたら足が痛くなってしまって」「ベアフットって合わない靴なんでしょうか?」

という相談を受けることは少なくありません。


結論から言うと、ベアフットシューズが原因とは限りません。


この記事では、ベアフットシューズで足が痛くなる理由を、靴屋の現場でよく見るケースをもとに整理します。



ベアフットシューズで足が痛くなるのは珍しいことではありません


「痛くなる=失敗」ではない


まず知っておいてほしいのは、ベアフットシューズを履いて違和感や痛みが出ること自体は、決して珍しいことではないという点です。


理由はシンプルで、ベアフットシューズは


  • クッションが少ない

  • 足を支えすぎない

  • 動きがダイレクトに伝わる

という構造だからです。


今までクッション性の高い靴を履いていた人ほど、身体がその変化に戸惑いやすくなります。


理由① いきなり「普通の靴」と同じように履いている

最も多い失敗パターン


一番多い原因はこれです。


「今までの靴の代わりとして、そのまま履いている」


  • 毎日履く

  • 長時間歩く

  • 仕事や立ち仕事で使う


こうした使い方をすると、足やふくらはぎに負担が出やすくなります。


ベアフットシューズは、移行期間が必要な靴です。



理由② 足が「使われていなかった」部分を急に使っている


痛みの正体は「筋肉痛」に近いことも


ベアフットシューズで出る痛みの多くは、

  • 足裏

  • ふくらはぎ

  • 足首周り

に集中します。


これは、今まであまり使われていなかった部分を急に使い始めた結果であることが多いです。いわば、足の筋肉痛に近い状態です。


ベアフットシューズで足先に負担がかかる例
クッションやサポートが少ない分、足の動きや圧がそのまま出やすくなります。

理由③ 靴に「楽にしてもらう」前提で選んでいる


靴が助けてくれると思っていませんか?


ベアフットシューズは、足をサポートする靴ではありません。

「履けば自然に良くなる」「足が勝手に整う」

こうした期待をしていると、ギャップが生まれやすくなります。


ベアフットシューズは、足の状態をそのまま映し出す靴です。



理由④ 今の足や身体の状態に合っていない


痛みがある状態で使うのは要注意


すでに

  • 足裏

に強い痛みやトラブルがある場合、ベアフットシューズが合わないこともあります。


この場合、「ベアフットが悪い」のではなく、タイミングが合っていない可能性が高いです。



では、どうすれば痛くなりにくいのか?


ベアフットシューズを試すときの基本


取り入れるなら、次の点を意識してみてください。

  • 最初は短時間だけ履く

  • 毎日は履かない

  • 違和感が出たら無理をしない


「慣れるまで我慢する」は、あまりおすすめしません。



靴屋として思う、痛みが出たときの考え方


「合わない」と決める前に


フナナカ洋装店では、ベアフットシューズを誰にでも合う靴だとは考えていません。

一方で、少しの違和感だけで「完全に合わない」と決めてしまうのも、早い場合があります。


大切なのは、

  • 使い方

  • 頻度

  • 今の身体の状態

を含めて、一度立ち止まって考えることです。



まとめ|痛みの多くは「使い方」と「タイミング」


  • ベアフットシューズで痛くなる理由は1つではない

  • いきなり履きすぎるケースがとても多い

  • 靴が悪いとは限らない


ベアフットシューズは、合う人にとっては良い選択肢になりますが、万能ではありません。

自分の足と向き合いながら、慎重に取り入れることが大切です。



もし「自分の場合はどこが原因なんだろう?」と感じたら、無理に答えを出す必要はありません。フナナカ洋装店では、ベアフットシューズを前提にするのではなく、今の身体の状態に合うかどうかを一緒に考えています。




なお、そもそもベアフットシューズが向いている人・向いていない人については、こちらの記事で詳しく書いています。


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