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暑い夏こそ、化繊が主役!?

  • 1 日前
  • 読了時間: 3分

天然素材は着込むほどに表情が変わる。

前回のブログでそう書きました。その考えは変わりません。


ただ、夏は別の話です。


真夏の強い日差し 暑さを感じる風景
最近の夏は、暑すぎる!



汗が乾かないと、なぜ余計に汗をかくのか。


最近の夏は本当に暑い。すぐに汗をかきます。


汗の役割は、気化熱で体温を下げることです。汗が肌や服の表面で蒸発するとき、周囲の熱を奪って体を冷やします。ところが汗が乾かずに服に溜まったままだと、この気化熱による冷却効果が働きません。体温が下がらないと、脳の体温調節中枢は「まだ熱がある」と判断し続け、発汗が止まらなくなる。汗が乾かない→体が冷えない→さらに汗をかく、という悪循環が起きます。


つまり夏の不快感を減らすには、汗をいかに早く乾かすかが重要になります。




コットンが乾きにくいのは、吸水性が高いから。


コットンは吸水性に優れた素材です。これは普段はメリットですが、夏の大量の発汗に対しては裏目に出ます。


汗を吸い込んだコットンは水分を生地内に保持してしまうため、乾くまでに時間がかかる。濡れて重くなる、肌に張り付く、というあの不快感は、コットンの吸水性の高さゆえに起きています。




ポリエステルが速乾なのは、水を吸わないから。


ポリエステル生地のクローズアップ サテンのような光沢と質感
ポリエステル生地のなめらかな質感。水を吸い込みにくい構造が、速乾性のもとになる。

一方、ポリエステルなどの化繊は吸湿性がほとんどありません。汗を生地の中に吸い込まず、表面で素早く拡散させて蒸発させる。これが化繊の速乾性の正体です。


THOUSAND MILEのSHORT SLEEVE UTILITY SHIRTは、私自身も着用していますが、確かに乾きが早い。厚手の生地でなければ、ポリエステルというだけでかなりの速乾性を発揮します。汗をかいてもすぐに乾くので、ベタつきが続きにくく、夏の不快感を大きく減らしてくれます。




化繊の弱点、ポリエステル臭。


ただ化繊にも弱点があります。ポリエステルは吸湿性が低い分、油分とは結びつきやすい性質があり、皮脂や汗の成分が繊維に蓄積しやすい。通常の洗濯だけでは取り切れず、着るたびに独特の臭いが強くなっていくことがあります。


これを防ぐには、毎回ではなく、たまにつけ置き洗いをするのが効果的です。40〜50℃のぬるま湯に酸素系漂白剤や重曹を溶かし、30分〜1時間つけ置きしてから通常通り洗濯する。


これだけで繊維に蓄積した臭い成分が浮き上がり、落ちやすくなります。月1回程度のメンテナンスとして取り入れると、化繊特有の臭いの蓄積を防げます。ポリエステルは高温に弱いので、熱湯は避けてください。


ポリエステル衣類のつけ置き洗い シンクで手洗いする様子
月1回のつけ置き洗いで、繊維に蓄積した臭いを防ぐ。



室内メインの日は、コットンでもいい。


ここまで化繊の速乾性の話をしてきましたが、すべてを化繊に置き換える必要はありません。


外を歩き回る日、汗をたくさんかく日は化繊が強い味方になります。一方で、室内メインで過ごす日、汗をあまりかかない日は、コットンの肌触りの良さや経年変化の楽しみを優先してもいい。


天然素材と化繊、どちらが優れているという話ではありません。その日の過ごし方に合わせて使い分ける。それが一番賢い夏の服選びだと思っています。




ただでさえ暑すぎる夏。

少しでも不快感を減らすのに、化繊を着るという選択肢もいかがですか?


PICK UPカテゴリに、化繊を中心に暑い夏を過ごすアイテムを集めてみました。




フナナカ洋装店

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