Pike Brothers 1932 Surveyor Shirt Natural White、入荷しました。
- 5月27日
- 読了時間: 3分
更新日:5月29日
このシャツは、どんなシャツ?
本日、Pike Brothers 1932 Surveyor Shirt Natural Whiteが入荷しました。
このシャツは1930年代、測量士やエンジニアが野外で着ていたワークシャツをモチーフにしたモデルです。
ボタンダウンカラー、ナチュラル色のボタン、スリムフィットのシルエット。胸元には懐中時計を入れるための小さなウォッチポケット、ボタン前立てにはウォッチチェーン用の穴まであります。
ワークシャツの実用性と、ドレスシャツの清潔感が同居している。Pike Brothersらしい、ジャンルの境界線上にあるシャツです。

なぜこのシャツを選んだか。
Pike Brothersにはシャツがいくつかあります。その中でこのシャツにすぐに目がいきました。理由はドレスとワークの中間、というシルエットと素材感が自分の好みど真ん中だったからです。
最近の春夏は暑く、シャツを着る機会が減っている気がします。アイロンをかけて、きちんと着なければいけない。そういうイメージがシャツを遠ざけているのかもしれない。でもこのシャツはそうじゃない。
ヘンプ混の素材なので、洗いざらしで着ても様になります。アイロンは不要。むしろシワがあった方がこのシャツらしい。裄丈が少し長めな気もしますが、腕まくりして着てもいい。気負わずに袖を通せるシャツです。
そもそもヘンプとはどんな素材なのか、少し説明しておきます。
よく似た素材として「リネン(亜麻)」があります。どちらも麻の一種ですが、実は別の植物から採られる繊維で、特性も異なります。リネンは細くしなやかな糸になり、肌触りが柔らかく上品な素材です。洗うたびに柔らかさが増していく。
ヘンプは大麻草の茎から採れる繊維で、リネンより繊維が太く強靭です。引張り強度はコットンの約8倍とも言われ、かつては船の帆や漁網にも使われていました。吸湿性・速乾性・抗菌性に優れ、通気性も高い。最初は少しハリ感がありますが、着込むほどに柔らかくなり身体に馴染んでいく。農薬をほとんど必要とせず、環境負荷が少ないという点でも注目されている素材です。
だからこそ、洗いざらしで着ても様になる。アイロン不要で、着込むほどに味が出る。このシャツにヘンプが選ばれた理由が、ここにあります。
ヨレてきた頃が楽しみにシャツ

ヘンプ混の生地は通常のコットンシャツよりハリがあり、しっかりした手触りです。最初は少し硬く感じるかもしれませんが、着込むほどに柔らかくなっていく。その変化自体が、このシャツの楽しみのひとつです。
ヘンプは丈夫な素材です。ガンガン着倒せる。洗って、干して、また着る。それを繰り返すうちに少しずつヨレてくる。
そのヨレてきた頃合いが、このシャツの魅力が全開になる瞬間だと思っています。新品のきれいさより、着込んだ表情の方が似合うシャツです。
白シャツなのでドレス寄りの着こなしにも対応できます。ジャケットの下に入れてきちんと着るもよし。デニムや1967 Utility Trousersと合わせてラフに着るもよし。Grant Stoneの革靴との相性は言わずもがなです。
着れば着るほど、自分のシャツになっていく。そういう一枚です。
Pike Brothers 1932 Surveyor Shirt 商品情報
素材:ヘンプ65%・コットン35%(175g/sqm)
・スリムフィット
・ボタンダウンカラー
・Made in Portugal
・洗濯:30℃洗濯機可
・ドライクリーニング可
・サイズ:S・M・L
フナナカ洋装店
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